台木用カボチャに接木したプリンスPFメロンの実割れ
プリンスPFメロンは、蔓割れ病に抵抗性があるため接木する必要はないのですが、台木用カボチャに接木した場合にはどのような実になるのかということで、試しに接ぎ木して育ててみました。
プリンスPFメロンをカボチャに接木した苗。
ポット(プランター)を使用して、地ばい(地這い)栽培のネットメロンと同じように整枝二本仕立にして育ててみた。
写真のように実割れが発生してしまった。
おそらく収穫予定日の7日から10日ぐらい前だと思うが、正確な日数はわからない。
これは接木栽培に限ったことではない。自根栽培でも同様に発生する。
畑の水はけが悪いということも実割れの一因かもしれないが、個人的には放任栽培ではないことが、実割れが発生する主な原因ではないかと考えている。
整枝二本仕立では、孫ツルを剪定し子ヅルの先端も止めてしまうため枝葉に比べて根の量が多くなり、必要以上に水分が吸収されることで、実の成長が止まったころに実割れが発生してしまうのだと思われます。
実割れを防ぐためには、根の量を調整する他に方法はみあたらないので、次回の栽培時には、晴天の日に葉が少ししおれるくらいを目安に、根を切ってみようと思っています。
根を切るのは、実割れが発生する数日前がいいだろうと思っているのですが、ただ残念なことに、受粉日を記録していないので、受粉してから何日目ぐらいで、実割れが発生したのかわかりません。
次回の栽培では、実割れが発生した日に、根を切ることになると思います。
写真は、ポット(プランター)栽培のプリンスPFメロンですが、重さに関しては、露地栽培、ポット(プランター)栽培とも自根の場合と変わりません。
自根栽培のプリンスPFメロンですが、上記の通り、実割れが発生した日に太めの根を2本切ってみましたが、実割れを止めることは出来ませんでした。
葉が萎れているにもかかわらず、実が割れます。
地ばい(地這い)用ネットメロンと同じ栽培方法ではダメなようです。
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