キュウリの接木に使う台木のカボチャについて
カボチャ台木には、スーパーなどに売っているブルーム(果粉)の無いキュウリを生産するために使われるブルームレス台木と自根栽培のキュウリと同じようにブルーム(果粉)の出る台木カボチャの二種類があります。
キュウリ表面の白いのが、ブルーム(果粉)と呼ばれるもの。
ブルーム(果粉)の出る台木で育てたキュウリは、ブルーム(果粉)が果実を保護しているため、ブルームレスのキュウリのように果皮を厚くして果実を保護する必要が無いので、ブルームレスのキュウリに比べて皮が薄いと言われています。
以上のことを踏まえて、台木を選ぶ場合は、艶のある見た目のきれいなキュウリを収穫したいのであればブルームレス台木、また、見た目よりも少しでも食味の良いキュウリを収穫したいのであればブルーム(果粉)の出る台木となるかと思います。
台木カボチャ(南瓜)には、軸が太いものばかりでは無く、軸が細いものもあります。
ブルーム(果粉)の出る台木は太めですが、ブルームレス台木は細めのものが多いようです。
接木方法としては、軸が太いものは挿し接ぎに向いていますが、軸が細いものでは挿し接ぎは無理なので、呼び接ぎや片葉合わせ接ぎなどの方法で接木を行うことになります。
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