家庭用育苗器について
ほとんどの家庭用育苗器にはフードが付属していますが、もっとスペースを広くしたいと言うときには、細い支柱を加工して取り付けビニールで覆う(ミニ ミニ ビニールハウスの家庭用育苗器)ことも出来ます。
家庭用育苗器は、湿らせた床土を加温して全体を暖めるという方法をとっているので、高い湿度を簡単に得ることが出来ます。
発芽や育苗はもちろんのこと、高湿度を必要とする、スイカ、きゅうり、なすの接木の養生にはうってつけです。
床土には、PH(ペーハー)未調整のピートモスを使うと水持ちが良く強酸性なので腐りにくく長持ちします。
写真では、ピートモスの上に鉢底ネットを置いています。
温度管理には、電子サーモと最高最低温度計を使用しています。
電子サーモや温度計のセンサー部をポリポットに挿し込んで、中に置く物と同じ状態の所においています。
外気温にも左右されますが、育苗の場合、30度ぐらいの高い温度にすると必然的に湿度も極めて高い状態になります。
その状態で育苗すると苗が水ぶくれになる可能性が高く、外に出した途端に干からびてしまうことにもなりかねないので温度管理には注意が必要です。
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