メロンの栽培、品種名:プリンスPFメロン
プリンスPFメロンのタネの袋に表示されている特徴は以下の通りです。
- 果実は、プリンスメロンに比べ一回り大きい。
- うどんこ病、つる割れ病に強いので、自根栽培が可能。
- 熟期は、プリンスメロンに比べやや遅れる。
3月23日に、セルトレーにプリンスPFメロンの種を蒔き、家庭用発芽育苗器で発芽させた苗ですが、気温が約15~16度以下になると萎れてきます。
写真に写っているように、葉のふちから水分がなくなって萎れていくようです。
5月5日に、畝幅2メートル株間50センチでプリンスPFメロンを定植しましたが、定植するのが少し遅れてしまい、子づるがだいぶ伸びだしてしまいました。
プリンスPFメロンの仕立て方としては、本葉3枚で親づるを摘心して、子づる2本仕立てにしています。
プリンスPFメロンは、つる割れ病に強いメロンということですが、念のためネギも一緒に植えておきましたが、必要はないようです。
それに、つる割れ病を防ぐためであれば、ネギは4本ぐらいは必要です。
スイカで試したところ、ネギの品種にもよると思いますが、この時期にトンネルのポリマルチの中にネギを植えても、病気や害虫の被害で4本共に元気に育つことはありませんでした。
プリンスPFメロンの株間に、センチュウ防除のためにマリーゴールドを植えてあります。
ネットメロンと同じく、プリンスPFメロンも子づるの12節以上の孫づるから受粉を行っています。
1株4果着果を目標にしていますが、草勢が強いように思うのでちょっと無理かもしれません。
6月25日には細菌病と思われる病気で、写真に写っているような状況になってしまった。
ベト病を予防するために薬剤を予め散布しておいたので、ベト病ではないだろうと思い、べと病と同じような症状の病気はないかといろいろ調べてみました。
その結果、「斑点細菌病、褐斑細菌病」が、ベト病の症状に近いと思われるので、細菌病ではないかと思うのですが、断定は出来ません。
7月、プリンスPFメロンの実も写真に写っているような大きさになりヘタも外れていますが、熟してはいません。
細菌病と思われる病気で、葉がだいぶなくなってしまった影響です。
線虫予防として植えたマリーゴールドもナメクジに食べられて、写真に写っているような状態です。
マリーゴールドの葉がきれいに残っているのは、4本ぐらいになってしまいました。
線虫予防の効果を確認するため、ナメクジに食べられて早い時期に、マリーゴールドが無くなってしまった所のプリンスPFメロンの根が、どうなっているか見てみました
この写真に写っているように、ネコブセンチュウによってコブだらけです。
ただ、プリンスPFメロンの両側にマリーゴールドが残っている所の根には、ネコブセンチュウによるコブはありませんでした。
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