プリンスPFメロンに発生した細菌病と思われる病気
プリンスPFメロンの細菌病と思われる病気とべと病との違い
写真はプリンスPFメロンの葉に現れた病斑ですが、このような葉脈に囲まれた病斑を作る病気に、べと病があります。
ただ、メロンの場合はべと病だからと言って、必ずしも葉脈に囲まれた病斑を作るとは限らないようです。
経験上、べと病は、株元の葉から病斑が現れて蔓先へと進行していきますから、株元の葉に病斑が現れた時点で、予防効果しかない薬剤(ジマンダイセン水和剤など)であっても使用すれば、べと病が蔓先へ伝染していくのを止めることが出来ます。
しかし、この写真の病気の場合、最初トンネルの外に出ている部分の葉に病斑が現れて、トンネルの中へと広がっていきました。
そして、べと病に適用のある薬剤を散布しても病気の進行は止まりませんでした。
プリンスPFメロンの細菌病と思われる主な症状
曇りの日や雨の日に細菌病と思われる病斑が現れると、写真に写っているように緑色が退色したような病斑になります。
上の写真に写っている病斑も、晴れの日が続き乾燥すると、ベト病の病班のような褐色の病班になり、ベト病との区別が付きにくくなります。
細菌病と思われる病斑が乾いて褐色になると破れ安くなり、穴が開いている病斑もあります。
上記の症状に完全に一致する病気は見当たりませんでしたが、角形の病斑であることから褐班細菌病、斑点細菌病のいずれかではないかと思うのですが断定は出来ません。
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