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交通事故で後遺障害が生じた場合の慰謝料、逸失利益/自賠責保険の補償内容(支払い基準)

注:
協同組合等が事業として行う場合には、関係する法律により保険ではなく共済という名称になります。
「 自動車損害賠償責任共済、自賠責共済など 」
このページに掲載されている自賠責保険の補償内容等は概要ですので、詳細については国土交通省のWebサイトの自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準を参照してください。

自賠責保険では、自賠法(自動車損害賠償保障法)第十六条の三の規定により、傷害、後遺障害、死亡のそれぞれの損害額(補償額)を計算するための基準として、支払基準を定めています。

支払基準を定めることで、自動車の交通事故の加害者または被害者に対する保険金支払いの迅速化を図るとともに、補償内容の不平等感をなくす狙いもあります。

自動車の交通事故で後遺障害が生じた場合、自賠責保険の補償の対象となる損害は、逸失利益、慰謝料(精神的損害)などとなっています。

また、後遺障害を被った場合の自賠責保険金の支払い限度額(上限)は、一人につき4,000万円となっています。

なお、傷害(けが)、死亡の場合の補償内容(支払い基準)については、下記のリンクのページを参照してください。

交通事故で後遺障害が生じた場合の逸失利益/自賠責保険の補償内容

自動車の交通事故の被害者(損害賠償請求権者)に、後遺障害が生じた場合の逸失利益についての概要を掲載しています。

有職者(職について収入を得ている者)の年間収入額

事故が起きる前の1年間の収入額を立証することが可能な35歳未満の者

年間収入額は、「事故が起きる前の1年間の収入額」、「全年齢平均給与額(注釈1)の年相当額」および「後遺障害確定時の年齢に対応する年齢別平均給与額(注釈1)の年相当額」を比べて、高いほうの額が年間収入額となります。

注釈1:年間収入額をもとめるために必要なデータ
国土交通省のWebサイトに、PDF形式の「全年齢平均給与額・年齢別平均給与額」のファイルが有りますので参照してください。

事故が起きる前の1年間の収入額を立証することが困難な35歳未満の者

年間収入額は、「全年齢平均給与額の年相当額」と「年齢別平均給与額の年相当額」を比べて、高いほうの額が年間収入額となります。

事故が起きる前の1年間の収入額を立証することが困難な35歳以上の者

年間収入額は、「年齢別平均給与額の年相当額」となります。

定年退職者などを除く、退職後1年を経過していない失業者

年間収入額は、上記の基準が準用されます。

この場合、「事故が起きる前の1年間の収入額」とあるのを「退職前の1年間の収入額」と読み替えます。

上記以外の者

年間収入額は、「事故が起きる前の1年間の収入額」と「年齢別平均給与額の年相当額」を比べて、高いほうの額が年間収入額となります。

幼児、児童、生徒(注釈2)、学生(注釈3)、家事従事者(専業主婦など)の年間収入額

注釈2:生徒
生徒とは、中等教育機関に在籍する者のことで、中学生および高校生などのことです。
注釈3:学生
学生とは、高等教育機関に在籍する者のことで、高等専門学校生、大学生および大学院生のことです。

「全年齢平均給与額の年相当額」が年間収入額となります。

ただし、58歳以上の者で年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合は、「年齢別平均給与額の年相当額」が年間収入額となります。

その他、働く意思と能力を有する者の年間収入額

「全年齢平均給与額の年相当額」を上限として、「年齢別平均給与額の年相当額」が年間収入額となります。

後遺障害による逸失利益の計算方法

逸失利益 上記いずれかの年間収入額 × 労働能力喪失率(注釈4) × 後遺障害確定時の年齢における就労可能年数のライプニッツ係数(注釈4)

注釈4:逸失利益をもとめるために必要なデータ
国土交通省のWebサイトに、PDF形式の「労働能力喪失率表」・「就労可能年数とライプニッツ係数表」のファイルが有りますので参照してください。

後遺障害による逸失利益

後遺障害による逸失利益は、上記の計算方法により算出された額となります。

ただし、生涯を通じて「全年齢平均給与額の年相当額」を得られる見込みがないと認められる場合は、この限りではありません。

交通事故で後遺障害が生じた場合の慰謝料(精神的損害)/自賠責保険の補償内容(支払基準)

自動車の交通事故の被害者(損害賠償請求権者)に、後遺障害が生じた場合の慰謝料等についての概要を掲載しています。

介護を必要とする後遺障害の慰謝料(等級は、自賠法施行令の別表第1と同じ)

第1級:慰謝料等1,600万円(1人につき)

第2級:慰謝料等1,163万円(1人につき)

介護を必要としない後遺障害の慰謝料(等級は、自賠法施行令の別表第2と同じ)

【 等級: 慰謝料等(1人につき)】

自動車事故で後遺障害が生じた場合の自賠責保険金の支払い限度額(上限)

自賠法施行令の別表第1と別表第2の保険金額を掲載。

介護を必要とする後遺障害の支払い限度額(1人につき)
[ 等級: 支払い限度額(1人)]
  • 第1級:4,000万円
  • 第2級:3,000万円
介護を必要としない後遺障害の支払い限度額(1人につき)
[ 等級: 支払い限度額(1人)]
  • 第1級:3,000万円
  • 第2級:2,590万円
  • 第3級:2,219万円
  • 第4級:1,889万円
  • 第5級:1,574万円
  • 第6級:1,296万円
  • 第7級:1,051万円
  • 第8級:819万円
  • 第9級:616万円
  • 第10級:461万円
  • 第11級:331万円
  • 第12級:224万円
  • 第13級:139万円
  • 第14級:75万円
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